童謡「赤とんぼ」の歌詞の意味を考える。

先日、長男が

「ヨメイって何?」

と聞いてきました。

ヨメイ?余命のこと?

詳しく聞いてみると、童謡「赤とんぼ」の歌詞のことだとわかりました。

 

赤とんぼの歌詞

夕焼け小焼けの赤とんぼ おわれてみたのはいつの日か

山の畑の桑の実を 小かごに摘んだはまぼろしか

十五で姐(ねえ)やは嫁にいき お里の便りも絶えはてた

夕焼け小焼けの赤とんぼ とまっているよ竿の先

 

長男の疑問と私の回答

彼には、「嫁に行き」が「ヨメイ」と聞こえ、「ヨメイ」って何?となったそうです。

これに対し、私は「お姉さんが15歳で結婚したってことだよ」、と教えました。

 

「お里の便りも絶え果てた」ってどういう意味だろう?

その後、そういえば「お里の便りも絶え果てた」ってどういう意味だろうと思いました。

歌詞を見ると、姐やが嫁に行ったことにより(原因)、お里の便りが絶えた(結果)という流れのようです。

ということは、姐やが嫁に行く前はお里の便りがあったと考えられます。

とすると、姐やとお里はどういう関係なんでしょうか。

 

解釈:赤とんぼ

赤とんぼの歌詞の意味を調べるべく、検索すると以下のページに行きつきました。

赤とんぼの歌詞にはどんな意味が込められているのか

こちらを読んだところ、

そもそも、「姐や≠お姉ちゃん」ということが分かりました。  

姐や=作詞家三木露風氏の家で雇われていた子守娘。とのこと。

最初の長男の質問に対する私の回答は間違っていたのですね。

以下、赤とんぼの歌詞についてわかった情報をざっくりまとめますと、

  1. 赤とんぼは三木露風氏が実際に自分の幼少の頃の思い出を歌詞にした歌である。
  2. 三木露風氏は5歳ころに両親が離婚、祖父宅にひきとられていた。
  3. 「お里」とは三木露風氏は5歳ころまで住んでいた故郷を指すものと考えられる。
  4. 「姐」という字は家族の姉を指すものではなく、他人に親しみを込めて呼ぶ言葉。
  5. 「姐や」は三木露風氏の家で雇われていた子守娘を指すと考えられる。

よって、「十五で姐(ねえ)やは嫁にいき お里の便りも絶えはてた」とは、

  • 両親の離婚により故郷を離れた後も、「姐や」に故郷の様子を伝えてもらっていた。
  • ところが、「姐や」が嫁に行ってしまったので、故郷との連絡手段がなくなってしまった。

という解釈をすることができるそうです。

赤とんぼというのは、一昔前の一般的な一日本人男性を主人公とし、郷愁を謳った歌かと思っていました。

作詞家の三木露風氏の個人的なバックグラウンドを知って、深みが出る歌詞だったのですね。