どんぐりの名前の見分け方。そして、必ず虫が入っているどんぐりとは?

すっかり秋になりましたね。
公園で気持ちよく遊ぶことができる季節です。
うちの子供達が秋に公園に行くと必ずすること。
それはどんぐり拾い。

今回は、こちらの講座に参加して、一歩突っ込んで
・どんぐりの名前
・そもそもどんぐりと何か
について勉強してきました。

どんぐりの定義

そもそも、どんぐりって何でしょうか?
どんぐりとは、
「ブナ科の実で、クリ・ブナを除いたもの」
だそうです。
※クリ・ブナを含める方もおり、いくつかの説があるようです。

どんぐりって何種類あるの?

上記定義によれば、下記のオレンジで囲ってある部分がどんぐり。
日本には19種類あります。
なんとそのうちの18種類を東京で拾うことができるそうです。

 

分類

東京で手に入らない唯一のどんぐり

唯一東京で手に入らないのがオキナワウラジロガシ。
とても大きくて立派などんぐりです。

google「オキナワウラジロガシ」

世界には何種類のどんぐりがあるか

そして、世界にはなんと1000種のどんぐりがあるそうです。
集めてみたい……。

公園で見つけたどんぐり

それでは早速、実際に井の頭公園で拾ったドングリを紹介していきます。

シイ属スダジイ

スダジイはこげ茶のどんぐりです。
頭がとんがっています。
つぼみみたいなカラにくるまっています。
スダジイはタンニンが少なく炒って食べるとおいしいそうです。

マテバシイ属マテバシイ

マテバシイ属はおしりがへこんでいます。
マテバシイは明るい茶色でちょっとぴかぴか。
マテバシイは硬いので、虫が入りにくいそうです。

マテバシイ属シリブカガシ

シリブカガシもマテバシイ属でおしりがへこんでいます。
シリブカガシは少し磨いただけでピカピカになります!
磨くのはティッシュペーパーでも手でもいいそうです。

ちょっと磨いただけで、こんなにピカピカ!

コナラ属コナラ亜種コナラ

大きくて立派な体の明るい茶色。
こげ茶の縦線がはいっています。
レンガ模様のかっこいい帽子をかぶっています。

コナラ属コナラ亜種クヌギ

まん丸のこげ茶の体。
トゲトゲ帽子をかぶっています。
虫がいることが多いので要注意!

コナラ属コナラ亜種ウバメガシ

おしりが小さくラグビーボール型。
こんなおしりをしています。

コナラ属アカガシ亜種アラカシとシラカシ

アラカシとシラカシはとても良く似ています。
どちらも薄茶色の体に縞々の帽子。
見分けるコツは先っちょです。
↓先っちょにリングがあるのがシラカシ。

↓とがっているのがアラカシです。

並べてみました。左のリングのあるシラカシ。右がアラカシ。

北アメリカ原産のピンオーク

ピンオークは北アメリカ原産のどんぐりです。
日本の公園でも見られます。
こんな形の葉っぱの木。
丸くてかわいい体です。
うろこ模様の美しい帽子です。

虫がいるどんぐり。虫がいないどんぐり。〇〇のどんぐりには100%近く虫がいる!

ある季節に落ちているどんぐりには、高確率で虫がいるそうです。
正解は……。
「夏の終わりのどんぐりには100%近く虫がいる」
本当なら秋におちるどんぐり。
夏の終わりに落ちているどんぐりは、自然に落ちたのではなく、落とされたどんぐり。
卵を産んだ虫が「チョッキン」と枝を切り落とすそうです。
クヌギは虫が多く、硬いマテバシイはあまり虫がいないとのこと。

毎年子供たちが拾ってくるどんぐり。

去年まではひとまとめに「どんぐり」と呼んでいましたが、今回講座に参加してどんぐりについて学ぶことで、個別の名前を知ることができました。

また、広い公園の中でどんぐりを探すプロセスは、子供の「収集心」と「探究心」を満たし、どんぐりの名前の同定は生物の分類学にもつながりました。

秋、春。気持ちの良い季節にまたイベントに参加してみようと思います。

とても素敵などんぐり先生と、スタッフの方との出会いに感謝しつつ。